うんちとオムツと私

3歳ともなると、そろそろオムツが外れている子も増えてくる頃かと思います。
うちの長男も絶賛トレーニング中です。

今は育児の情報だって何だって、インターネットで少し検索するだけで、知りたくないことまで出てくるほど情報が溢れている時代ですから、"膀胱の発達を待て、トイレのミスは責めない、できた時はひたすら褒めろ!"というのが2015年現在のトイレトレーニングのトレンドであることは、密室育児によりすっかり情報弱者となったわたしの耳にも届いています。

トレーニングには失敗がつきものですから、長男がトイレに駆け込んだものの間に合わず失敗、ということもあります。
失敗があると、すかさず(トイレのミスは責めたらあかん…!)という天の声が聞こえてこり、わたしは慎重に言葉を選びます。
まあだいたい、みんな失敗しながら上手になるんだよ、大丈夫だよ、着替えちゃおう、みたいな軽い感じですね。

これのどこが気にさわるのか、何も悪いことは言っていないと思えるのに、3歳児というのは理不尽な生き物ですから、ときに怒り狂ってきます。
酷いと、着替えを持ってきたわたしを軽く突き飛ばします。
失敗したところまではただの日常だったのに、逆ギレされたあげく暴力をふるわれるという理不尽により、わたしのイライラポイントが刺激されます。

長男は、おしっこはトイレでできるようになったものの、うんちはまだまだオムツを履きたがります。
いつまでたってもオムツを履きたがるので、紙オムツがなくなったタイミングで、オムツがもうないからトイレに行こう作戦を決行したところ、嫌がらずにトイレに行けるようになりました。
しかし肝心のうんちが出ません。
「うんち!」と言ってからトイレに駆け込み、座らせるとプスッとおならをし、「うんちは出なかった」と言ってトイレに何回もおならだけをしに行くここ数日です。

おまけにオムツがない作戦のあおりをくらって、夜もトレパンで寝かせることを余儀なくされ、2日連続でおねしょをされました。
ローマは一日にしてならず…。